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私は、小学生のころから、ダンスレッスンと、ボイストレーニングをしてきました。将来の夢は、歌って踊れるアイドル。それを夢見て毎日毎日、レッスンを重ねてきました。

オーディショ雑誌を買い、オーディションに応募するも、書類審査の段階で落ちることも多々ありました。自分の歌とダンスには自信があったので、紙切れ一枚で合否を判断され、実際に見てももらえないのがとても悔しかったです。

あるとき、一次審査に合格し、実技のオーディションがありました。東京の大手事務所に所属するチャンスでした。自己PR5分間に何をするか、いろいろ考え、5分間をめいいっぱい使って最大限に自分をアピールできるように、毎日徹夜で練習にあけくれました。

そして当日、自己紹介をし、自己アピールの時間が回ってきました。歌と10秒ほど歌ったら、突然審査員の方が「あなたデブすぎ、デブキャラで売るなら構わないけど、そこそこ歌って踊れる子なんて腐るほどいるんだからね。もう帰っていいよ。」と言われ、審査終了…。涙が止まりませんでした。一般的には体系は普通で、決して太ってはいなかったのに、歌もろくに聞いてもらえず、けなされて終わりました。

せっかくのチャンスが一瞬で散りました。

そのとき私は思いました。何か人を引き付ける魅力も必要だけれども、ましてや普通じゃダメなんだ、と。審査員の方のおっしゃる通り、そこそこかわいくて歌って踊れる子なんて五万といますよね。その日以降、私はさらに肉体改造と歌とダンスのレッスンに励みました。そして、ほかの人との差をつけるため、中国語と韓国語をマスターしました。そして日本でダメなら外国でもどこでも飛び込んで行ってやる、という気持ちで、韓国でオーディションを受けました。

韓国で見事野球チームのダンサーに合格し、2か月ほどセレモニーに参加させていただきました。いきなりの活躍の場が外国ということもあり、私の中では、かなりの根性と度胸がついたと思います。文化も風習も違う場所になじめるような、協調性も身に付きました。それが今となっては良かったのだと思います。

日本でオーディションを受けるとき、いち早く審査員の心に入り込める、「ごますり」ではありませんが、何かそんな特技を身につけて帰ってきました。それからはオーディションを受けても物怖じすることなく、自分を最大限にアピールすることができました。満足のいくアピールができれば、落ちても納得がいきますし、次につなげられるようより一層努力をしようと思えるようになりました。