撮影当日の親にとって、特に赤ちゃんの場合はスタジオ入りまでが一仕事となります。

 

撮影は朝9時入りのことが多々あります。

赤ちゃんは元々睡眠時間が長いので、

撮影によってそのリズムを大きく狂わせてしまうことになります。

 

スタジオは都内のことがほとんどですので、

朝9時に合わせて行こうとすると、ちょうど通勤ラッシュの時間にぶつかってしまうのです。

大人だけでも大変な満員電車を、赤ちゃん連れで乗らなければならないことになります。

これは、想像を遥かに上回る大変さなのです。

 

赤ちゃんは寝ているか泣いているかのどちらかと言ってもいいくらい、

泣くことを仕事としていますね。満員電車の中で泣き出してしまうと大変で、

途中下車をせざるを得ないこともあります。通勤時間の乗客は

少しでも眠りたいと考えている人も多くいるため、嫌な顔をされてしまうこともあります。

そのため、途中下車をせざるを得ないこともあります。

 

このような場合があることも考え、少し早めの電車に乗ると何かあったときも安心です。

スタジオに着いたらちょうど眠くなってしまい、

撮影が始まる頃は寝ぐずりなんていうことも考えられますね。

キッズモデルならまだしも、赤ちゃんモデルは母親が最も大変なのです。

 

スタジオまでは、基本的に公共の交通機関を利用して

移動するようにと事務所から言われることと思います。

 

しかし、先述のような理由から車で移動している親御さんも実は見受けられます。

車に乗ると気持ちよくなり眠る赤ちゃんは多いもの。

 

そのため、車に乗せ移動している間は寝てもらい、

スタジオ入りの時はスッキリお目覚め、という計画なのですね。

車で向かう場合は、電車よりも時間が読めないですし、

余計に早く家を出発することになってしまうのですが…。

親御さんは、いろいろと工夫をされて頑張られているようです。

 

無事スタジオに到着したら、いよいよ撮影です!

笑顔で挨拶が出来たら、気持ち良くお仕事が出来ますね。

赤ちゃんなら、まずは人見知りしないで泣かずにいられることが肝心です。

やはり、お互い第一印象はその後仕事の出来を大きく左右するのですから。