キッズモデルになるために最も一般的なのは、事務所に所属する方法です。
読者モデルは限られた雑誌にしか載らないことに対し、
事務所に所属すると仕事の幅が一気に増えます。
雑誌を始めポスターやテレビCMなど、様々な活躍の場が用意されます。
一度限りのモデル体験ではなく様々な仕事をさせたい場合は、
事務所に所属するべきでしょう。
そしてこれらのキッズモデルたちは、仕事をしてギャラを貰うという、プロのモデルです。
子供であってもプロ意識を持ち、仕事に臨まなければなりません。
仕事するためのオーディションを何度も受けては落ち、
やっと仕事を手にすることが出来ます。
このように他の子供と比較されることは、普段ではあまりありません。
何度も落ちることにより子供が自信を無くしてしまい、
途中で投げ出してしまうこともあるようです。
厳しい世界ではありますが、本人がやりたいと望む限りは応援してあげたいものです。
親の願望の押し付けは良くありません。
子供にも意志はあるのですから、本人の気持ちを優先させてあげてください。
そしてお伝えしておきたいのは、事務所に入ったからといって
全員がお仕事を出来るとは限らないということです。
実は、依頼される仕事の8割は、オーディションに合格することによりもらえるのです。
オーディションに合格することによって出来る仕事は、
TV、CM、カタログ、雑誌、ポスター、パンフレット、商品パッケージ、
雑誌広告、新聞広告、DM、折込など、実に多岐に亘ります。
そして依頼される仕事数は、年齢によって大きく異なります。
キッズモデルには黄金期と氷河期と呼ばれるものがあり、
氷河期の年齢になると一気に仕事の件数も激減します。
黄金期のうちに、沢山仕事が出来るといいですね。
ちなみに一般的に言われる黄金期は5歳から7歳くらい、
氷河期は1歳半から3歳くらいです。
商品パッケージの仕事についてですが、
キッズモデルの場合おもちゃのパッケージ撮影の仕事が多くあります。
おもちゃ屋さんに行った際、注意して見てみて下さい。
キッズモデルたちの笑顔で溢れています。
実際の作品を見てみるのも、参考になりますし本人の勉強にもなります。
「いつか自分もこうなりたいな。」など、具体的な目標が見つかると、
本人のやる気も復活するかもしれません。