キッズモデルの仕事の一つに、雑誌やカタログの撮影があります。

モデルといえば雑誌に載りたい!載せてあげたい!

というお子さんや親御さんはとても多いのではないでしょうか。

 

それでは、カタログなどの撮影はどのように進められているのでしょうか。

年間カタログのように多数の商品が掲載されているものの撮影になると、

複数の候補が呼ばれることがあります。

撮影期間も一日では終わらず、何日間かに分けて行われます。

 

キッズモデルですと専門のヘアメイクスタッフがつきます。

赤ちゃんの場合は親御さんが髪の毛を整えてあげるくらいでしょうか。

お顔に引っ掻き傷かあったりすると、コンシーラーなどで隠してもらいます。

 

スケジュールも詰まっていることが多いので、

一人の子を撮ったら次の子、というように効率良く撮影をしていきます。

その間にも次々と衣装を着替えていきます。スピード勝負なところもあります。

ゆったりと出来るわけもないので、やはり小さな子でも

カメラマンの指示を聞いてきちんと動ける子は重宝されます。

 

2歳くらいですとイヤイヤ期とも重なり、

自由気ままに動き回ってしまう子もいるため、撮影が度々中断することも。

 

赤ちゃんの場合は、やはり一人で泣かずにカメラの前に居られることが大切です。

笑うことが出来れば最高ですが、カタログなどは泣かずにその場に居られたら良し、

ということも多くあるようです。

 

そして複数の候補が集まるため、当然付き添いで人数分の親も集まります。

オーディションで出会うとライバルのような感覚になってしまうこともありますが、

撮影で出会った母親同士はお友達になることも多いものです。

 

同じモデル活動をしている親同士が出会うことはなかなかありませんので、

共感できる部分も沢山ありますし、良い情報交換の場にもなるのです。

実際に撮影を通して親しくなった親御さん方は多くいらっしゃるようです。

 

このように、複数のモデルか集まるような撮影では、

親同士の良い出会いの場にもなり得るのです。

積極的に交流が出来ると、情報もたくさん集まり

その後の活動にプラスになることもあるかもしれません。