テレビCMなどで、すやすやと天使のような顔で寝ている赤ちゃんモデルや、無邪気に笑う赤ちゃんモデル。見ていると思わず頬が緩み、温かい気持ちになりますよね。うちの子も天使のように可愛いわ!皆さんそう思われていることでしょう。

でも、テレビや雑誌の募集して出るにはどのようにしたら良いのか、赤ちゃんモデルの募集情報はどうなっているのか、分からないことだらけですよね。

 

実は、テレビCMに出ている赤ちゃんたちは、モデル事務所に所属しているプロのモデルさんなのです。え!?赤ちゃんなのにプロのモデル??そう驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。きちんと仕事(撮影)をこなし、ギャラ(出演料) も発生しています。

 

赤ちゃんという一番可愛らしくて一番短い貴重な時期。ぜひ我が子も!と思う親御さんは大勢いらっしゃることと思います。

 

赤ちゃんモデルへの応募は、早ければ早いほどチャンスがあると言われています。特に生後6ヶ月以内ですと人数自体が少ないため、お仕事をゲットしやすいのです。

 

1歳を過ぎるとライバルの人数も増えてくるため、競争が激しくなり、お仕事に結びつけるのも一苦労となってきます。

 

それでは、赤ちゃんモデルにはどのような子が向いているのでしょうか?やはり、人見知りしないことが最も大切です。特に赤ちゃんの場合ですと、人見知りをする時期は個人差はあるにせよ必ずあります。メガネをかけている人に泣いてしまう、男の人に泣いてしまう。その子によって様々です。人見知りで泣いてしまっては撮影になりませんし、オーディションも泣いた時点で即終了となります。

 

そしてこれもなかなか難しいことですが、お母さんと少しでも離れられること、知らない人に抱っこされても泣かないことです。撮影時お母さんはぴたりと赤ちゃんにくっついていられるわけではありません。そしてママモデルさんに抱っこされることもとても多いです。

 

最後に、よく笑うことです。

 

s-201303010940000_ed撮影時はスタッフやお母さんがあやし、赤ちゃんの笑顔を引き出します。そのときにカメラが気になり固まってしまう子や、フラッシュに驚き泣き出してしまう子も多いものです。赤ちゃんですから泣いてしまうことは当たり前ですし、それを理解しているスタッフは多いです。

 

しかし、泣き止まずに撮影出来なく終わってしまうこともあるため、やはり物怖じせずにニコニコと笑う赤ちゃんは重宝されます。

 

赤ちゃんモデルに関し、よく頂く質問について

どんな赤ちゃんが選ばれるの?
大人のモデルとは違い、赤ちゃんモデルは顔立ちやスタイルよりも、撮影しやすい赤ちゃんなのかどうかが重要視されます

テレビCMなどは数十秒の短いものが多いですが、撮影時間は何時間もかかってしまうことが多々あります。そんな時、いつも笑顔の精神状態が落ち着いた赤ちゃんは大変重宝されます。

また、ママから離れてもぐずつかない子や撮影を嫌がらない子は選ばれやすいと言われています。反対に、ママ以外の人に抱っこされて泣いてしまうようでは、いくら容姿が端麗でもオーディションで選ばれることはまずありません

※関連記事:赤ちゃんモデルは大変

赤ちゃんモデルになるには、いつから準備すればいいの?
結論から言うと、「早ければ早いほど良い」です。今現在、日本のキッズモデルの需要は、6カ月前後の赤ちゃんが特に高いと言われています。逆に1歳を過ぎた赤ちゃんモデルの応募はとても多いため、その分競争率も高くなります。「うちの子はキラリと光る何かを持ってる」と確信した際には、6ヶ月前後からオーディションに向けて準備していくと良いでしょう。
赤ちゃんがイヤイヤ期に入ったらモデルは無理なの?
多くの赤ちゃんが成長過程で通る道と言われる「イヤイヤ期」。

イヤイヤ期に突入すると普段の生活を送るだけでも大変なのに、果して赤ちゃんモデルが勤まるのか不安になりますよね。そんな時、ママがやってはいけないNG行為としては、無理やり撮影を引き受けて現場に迷惑をかけてしまうことです。せっかくのチャンスを逃したくない一心で仕事に飛びつく気持ちも分かりますが、イヤイヤ期に入った赤ちゃんをなだめるのは大変な労力が必要になります。

現場を混乱させないためにも、きちんと説明した上で仕事を引き受けるようにしていきましょう。焦らずにイヤイヤ期が終わるのをじっと待つことも、今後仕事をする上で大切なことかもしれません。

赤ちゃんモデルにプロダクションやレッスンは必要なの?

テレビのCMや番組に出演している赤ちゃんのほとんどは、プロダクションに所属していると言われています。これは、おむつメーカーやテレビ番組の制作会社の多くが、芸能事務所を通して赤ちゃんモデルを起用していることが要因になっています。赤ちゃんモデルへの近道を希望する場合は、まずプロダクションのオーディションに通過してから、CMや雑誌のオーディションを受けていくことも考えていきましょう。

※関連記事:おむつのモデルは、超難関!
※関連記事:赤ちゃんモデルに挑戦するなら知っておきたい、必殺のオーディション対策