キッズモデルを続けるにあたって、どのくらいの投資が必要なのでしょうか?
まず、宣材写真を載せるパンフレットの制作料がかかります。
これは、全ての事務所で必ず必要ということはありません。
専属モデルになったらパンフレットへの掲載は必須であるなど、
金額も事務所ごとに異なります。
またレッスンを受けている場合は、
毎月のレッスン料が5000円~15000円前後かかってきます。
もちろんレッスンに通うための交通費もかかります。
そして、オーディションに呼ばれた場合、オーディション会場までの交通費は実費です。
お昼時の外出であれば、昼食代ももちろん実費でかかります。
さらにキッズモデルとしてのお肌のケア代や洋服代や靴代もかかります。
撮影は自前の服が必要なこともあるため、
オールシーズン新しい洋服を揃えなければなりません。
オーディション自体は、事務所を通してですので参加料はかかりません。
しかし一般公募の場合はオーディションに参加するために投資が必要なこともあります。
例えばブランド服のモデルの場合、お店で商品を購入すると
オーディション応募券がもらえたりします。
このように、今挙げただけでもかなりの投資が必要になってくることが分かりますね。
中にはレッスンも無く、登録料しかかからない事務所もあります。
そのような事務所に所属し仕事もコンスタントにこなせているのであれば、
回収率が上回ることももちろんあります。
一度の仕事のギャラで、投資額となっている登録料の元を取れるからです。
投資ばかりでは続けるのも考えてしまいますが、
このようなケースではキッズモデルを続けていきやすいのではないでしょうか。
それでは、回収率はどうでしょう。
キッズモデルのギャラ(出演料)は、決して高いとは言えません。
クライアントから支払われる出演料から、マネジメント料や手数料など諸々が引かれます。
事務所により、モデルと事務所の取り分は違ってきます。
総合的にみて、投資額を回収率が上回るのであれば、売れっ子の部類に入るでしょう。
レッスンを受けるなど真剣に取り組めば取り組むだけ、投資額も増えるのですから。
キッズモデルで稼ごうと考えてはならないということですね。