不合格のお話ですが、ちゃおガールに採用されるコツがわかると思いますのでご紹介いたします。

私は2010年のちゃおガールオーディションを受けました。結果を先に言ってしまえば、一次審査で落選してしまったので、あまり参考にならないかもしれませんが、その時の体験談を紹介したいと思います。

一次審査は書類審査なので、自分のプロフィールを記入したり、写真などを撮って送ったりしました。当時、私は小学六年生でちゃおガールオーディションを受ける年齢としては、わりと年上のほうでした。無理かな、と思ってはいたのですが、受かったらラッキーぐらいの気持ちで応募することにしました。

私は昔から、クラシックバレエを習っていたので、特技の欄にはそのことを記入しました。あと、ちゃおガールオーディションを受ける一年前までは、事務所に所属していて、エキストラのようなこともやっていたので、そのことも記入しました。

志望動機を書く欄には、「あこがれのモデルさんがちゃおガール出身だったので応募しました。もし合格したら仲良くしたいです」というようなことを書いたのですが、後から噂で聞いたところ、このようなことを書くのはNGのようです。モデルさんに会いたいとか、仲良くなりたい、とか書いてしまうと、真剣な気持ちでちゃおガールを目指しているわけではなく、そのモデルさんに会いたいから受けに来た、と思われてしまうらしいのです。

そのことが原因かどうかはわかりませんが、見事に書類選考で落選しました。他の項目では心当たりがなかったですし、友達が一次選考に通っていたのですが、その子のプロフィールと比べてもそれほど変わらなかったので、やはり志望動機に余計なことを書いてしまったことが原因だと思います。受けようと思う人は、最低限、このようなことが書かないようにしておいたほうが良いと思います。

私はちゃおガールオーディションを含めて、小学六年で何のオーディションも受からなければ辞めようと思っていました。正直、それほど芸能界の仕事をやりたかったわけではなかったし、小学五年ぐらいから子役は仕事がなくなっていくものなので、そろそろ終わりにしなければ、と思っていたのです。

その後いくつかオーディションを受けて、ちゃおガールオーディションに似たような、別の雑誌のオーディションの最終選考まで行きましたが、結局は落ちてしまいました。その時には、別の事務所の人に「良かったらウチに来ない?」と言ってもらったのですが、落選した時点で完全にやる気がなくなってしまい、今は普通の高校生をやっています。

ちゃおガールオーディションを受けようと思う人は、まずプロ意識を持つということが、採用されるコツだと思います。私みたいに遊び半分で行くと、すぐに落とされてしまうので、自分は真剣だ、ということを伝えることが大切なのではないかと思います。