最近の子役ブームに乗り、ぜひ我が子を子役タレントに!

とお考えの親御さんはたくさんいらっしゃることと思います。

 

しかし我が子を子役タレントにしたいと思っても、

当たり前ですがすぐになれるはずはありません。

オーディションを受け事務所に入り、しばらくレッスンを受けながら

仕事を掴むためにオーディションを受ける日々が続きます。

そこで、ほんの一握りの子が子役としてデビューが出来るのです。

 

それでは、子役タレントになるためには一体いくらくらいのお金がかかるのでしょうか。

親御さんにとっては、とても気になるところですよね。

まずオーディションに合格し事務所に所属することになった場合、

入学金として15万円~20万円かかるというのは普通のことです。

 

さらには毎月のレッスンがありますから、

お月謝として15000円程度かかるところが多いようです。

毎月のレッスン費も長年に亘ると結構な金額になりますが、

子役になるには4歳までと言われています。

 

4歳までに演技のレッスンを受けているか受けていないかで、

演技力には雲泥の差がつくと言うのです。

ですので、お金はかかりますがなるべく早いうちから

プロの演技指導を受けることが大切になってきます。

 

そして盲点なのが交通費です。

 

オーディションやレッスンに行くための交通費は、基本的に自腹となります。

ある子役タレントの親御さんによると、

昨年の交通費は30万円~40万円かかったとのことです。

驚かれた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

仕事を得るためにはオーディションを受けなければなりませんし、

決して削ることは出来ないのです。

 

また子役タレントには保護者の付き添い

(中には祖父母の方の付き添いもいらっしゃいますが)が必須ですので、

特に送り迎えをしなければならない母親は自分の時間などありません。

 

そしてこれも子供なら必ず通る道ですが、

乳歯から永久歯へ生え変わる時期があります。

特に目立つ前歯が抜けてしまったときには、

仮歯を作る必要も出てきます。

 

これももちろん自腹です。

 

このように挙げてみると、子役活動をするにあたってかかるお金は、

決して事務所へ支払うレッスン費などだけではないのです。

 

子役活動をしているご家庭はたくさん存在しますが、

よく考えてみると誰もが皆出来る

活動ではないというのが分かるかと思います。

ある程度裕福で、母親に時間の余裕がある家庭でないと、

子役活動は実は難しいのです。