自分の子供がモデルとして紙面を飾ったり、テレビCMに出演できたらうれしいですよね。でも、子供と切っては切り離せないのが「勉強」。子供の勉強をどうするか、つまりいかに勉強のできる子供に育て上げるのかが、子育てにおける重要なテーマであることは、否めようがありません。

キッズモデルとして活躍できるのもうれしいけれど、賢く育ち、いい大学を出ていいところに勤めることができたら、または医師や弁護士になれたらどうでしょうか?あるいはモデルとしても活躍し、勉強もバッチリだったらどうでしょうか?正直言って親としては鼻が高いですよね。

でも、モデルのような活動と勉強の両立ってそうそう簡単なものではありません。「誰かいいお手本がいないかしら」とため息をつくママたちも多いでしょう。ところがやはりいるのです、世の中には。そんなステキなお手本が。

ここで紹介するのはテレビなどでおなじみの子役・本田望結ちゃんです。驚くことに望結ちゃんには、現役で京都大学に合格した学生といくつもの共通点があったのです。

多才な子役・本田望結ちゃん

5人兄弟の上から4番目の本田望結ちゃんは、6歳の時にCMでデビューを飾りました。その後出演した人気ドラマ「家政婦のミタ」で一気にブレイク、一躍人気子役の座に躍り出ました。望結ちゃんといえば、愛くるしい笑顔に確かな演技力が備わった子役ですが、実は望結ちゃん、芸能活動だけではなく、フィギュアスケートにも全力投球なのです。

しかも足もとっても速く、幼稚園の年少組の時に、年長組も混じったかけっこで1位をとったというエピソードの持ち主で、要はスポーツ万能少女なのです。でも自転車には乗れないというのが何とも可愛らしいですね。

「天は二物を与えず」といいますが、神さまはたくさんのギフトを望結ちゃんに与えたのですね。「1つでいいからうちの子供にも分けてください」と思わずつぶやいてしまいそうです。

そんな多才な望結ちゃんですが、メンタル面でもとってもタフなのです。芸能活動にフィギュアスケートにと、東京と京都を往復して長多忙な日々を送る望結ちゃん。あるときのこと、最終新幹線で東京から実家のある京都に戻った望結ちゃんは翌日、とあるフィギュアスケートの大会に臨みました。

さすがに調子も悪かったため、心配したママが「今日は止める?」と聞いたところ望結ちゃんは「ここに立てることを感謝している」と答えたというのです。

練習のときの調子は最悪で、ジャンプもこけてばっかり。でも、ふたを開けてみると、本番ではノーミスで見事優勝を飾ったのです。本当に素晴らしいとしかいいようがありませんね!

七田式チャイルドアカデミーと望結ちゃんの関係

望結ちゃんのママいわく、望結ちゃんが「感謝する気持ち」を育むことができたのは「七田式チャイルドアカデミー」に通っていたことと関係があるそうなのです。

望結ちゃんは1歳のころから5年間、七田式チャイルドアカデミーに通いました。ちなみに本田家では望結ちゃんを含め4人のお子さんが同時に七田式チャイルドアカデミーに通ったことがあるそうです。望結ちゃんの兄弟はそれぞれが発想力や想像力、集中力に富んだお子さんに成長しているそうです。

望結ちゃんは七田式チャイルドアカデミーに通い始めたことをきっかけに、記憶力をはじめ、集中力やイメージする力など次々に能力を開花させていきました。望結ちゃんが台本をアッという間に覚えてしまうのも七田式教育のたまものだとか。

七田式といえば右脳開発やフラッシュカードなどが知られていますが、子供の心の教育にも力を入れているのです。そして「子供のあるがままに受け入れること」の重要性を保護者達にも説いていることでも知られています。

聞きたい! 本田家の子育て

望結ちゃんの両親はどんなことに気を配って5人ものお子さんを育てているのでしょうか?同じ親としてはとても気になりますよね。

望結ちゃんのママの話によりますと、本田家では決して「勉強しなさい」とは言わないそうです。スポーツでも習い事でも本人が望むことをやらせているのだそうです。そして勉強する場所は問いません。暗唱するときは移動中の車、お風呂やリビング、プリントもリビングでしているとのことです。

京大生との共通点とは?

このような本田家のポリシーは意外なところと共通点をもっていました。七田式チャイルドアカデミーの卒業生で、現役で京都大学に受かった学生4人に話を聞いたところ、彼らの多くが「勉強しなさいと言われたことがない」「勉強する場所を問わない」と答えたのです。

これはつまり、「自主性を育てること」「どんなシチュエーションでも学ぶ習慣を身に着けること」につながっていいくのです。
これはどの分野においても必要とされる根本的な要素ではないでしょうか。

親からすれば、ついつい「勉強しなさい」と子供にガミガミ言ってしまいがち。それをぐっとこらえるのは相当の忍耐力が必要とされそうです。けれども、親自身がその葛藤を乗り越えることで、子供自身の自主性がのび、持って生まれた能力が開花するかもしれません。

育児の心得として心の片隅にとめておきたいですね。

■参考
自宅の近くに教室がない場合は、通信教材もあるようです。⇒ こちら