私はキラピチのモデルをやっていたことがあるのですが、その時の体験談を紹介していきたいと思います。そもそもキラピチのモデルになりたいと思ったのは、昔から読んでいた雑誌だったことや、私があこがれているモデルさんがキラピチのモデルだったということがきっかけでした。
私はキラピチのオーディションを受ける前から事務所には所属していました。最寄り駅を出たところでスカウトされたのです。それまでにも小さな広告のモデルや、ドラマのエキストラのような仕事はしていたのですが、あまり大きな仕事はありませんでした。事務所に薦められて、様々なオーディションを受けていたのですが、どれも受かることはなかったです。そんな中でいつも読んでいるキラピチで、モデルを募集するオーディションが開催されるということを知ったので、自信はなかったですけど、応募することにしました。
ただ、応募の前に事務所に許可を取らなければいけませんでした。仕事で事務所に行った日にそのことを切り出してみると、軽く「いいよー」と言われたので、拍子抜けしたことを覚えています。
応募写真は事務所の人に協力してもらい、プロの人に撮ってもらいました。写真を選ぶときも、マネージャーさんや写真家の人に選んでもらい、私の意見はあまり採用されませんでした。
その時は不満だったのですが、いざ一次選考の合格の連絡が来ると、やっぱり選んでもらってよかったと思いました。
二次審査は面接でした。それまでに何度かオーディションで面接などをした経験はあったのですが、何度やっても面接は緊張します。本番前には事務所の人と何度か練習をしたのですが、緊張がなくなるということはありませんでした。
面接の時に意識していたのは、とにかく元気に、ということと、笑顔でいる、ということです。モデルのオーディションなので、面接の内容よりもそのような態度や表情などのほうが重要視されるだろう、と私の事務所の人からは言われました。時々答えに詰まることはありましたが、基本的には普通に答えることができました。
あと、私は昔から器械体操をやっていたので、それを面接の際に披露しました。軽くですけど、相手に印象を残すためには、そのようなことを実践したほうが良い、と事務所の人に言われていたので、自分から率先して披露しました。
結果は見事、合格しました。事務所の人と一緒に、抱き合って喜んだのを覚えています。
あこがれだったキラモになって、仕事をしている期間は本当に楽しかったです。街中で声をかけられることも多くなって、すごい影響力だなと思いました。
キラモになるためには、オーディション対策をしっかりとることが大切です。私は事務所の人に指示してもらいましたけど、事務所に所属していない人は、それを自分でやならければいけないので、大変だと思います。でも、みんなそれくらいの努力はしているので、合格したいのであれば、しっかりと対策を取るようにしてください。”