本格的にキッズモデルを目指すとなると、
悔しい思いをしたり、不安に思ったりすることも多くなることと思います。

特に、何度オーディションを受けても不合格になってしまうと、
楽観的な性格の人でもポジティブ思考の人でも、
モチベーションを保つのは簡単なことではありません。

自分より後からモデルを目指した子が、
次々とお仕事をもらっていくのを目にすることもあるでしょう。
「頑張ろうね」とともに励ましあってきた子が、
お仕事をもらったのに、自分は仕事をもらえないこともあるでしょう。

そんなことが続くと、つい目標を見失ってしまったり、
自分はモデルに向かないのではないかと
ネガティブ思考に陥ってしまったりすることもあるかと思います。

そんな時は、初心を振り返ってみるのがおすすめです。
なぜ、モデルになりたかったのでしょうか。
憧れや楽しそうという思いもあったことでしょう。

もう一度、モデルになりたいという気持ちを思い出すために、
撮影会に行ってみてはいかがでしょうか。

周りを見渡してみると、「表紙モデル撮影会」の類が結構あるものです。

一般的なものでは、参加者全員をプロのカメラマンが個別に撮影し、
その中から選ばれた写真が、雑誌などの表紙を飾れるというものです。
多くの場合、1,000円程度の参加料や撮影料がかかります。
撮影された写真は、小さくても全部掲載されるケースもあります。

このような「表紙モデル撮影会」は、プロ・アマを問わず、
応募規定に合っていれば誰でも参加できるのがほとんどです。
撮影は、自前の服で行われることが多く、
メイクなども自前になります。

このような撮影会は、
地方の子育て関連のフリーペーパーなどでよく行われています。
数カ月おきに開催しているものや、
一年に一度決まった時期に行っているものもあります。

もし、表紙に選ばれなくても、
カメラの前に立つことは良い経験になることでしょう。
オーディションやカメラテストで緊張してしまうと、
表情が硬くなりがちですが、
カメラの前に立つ経験を少しでも多く積んでおけば、
実際のお仕事でよい表情をできるかもしれません。
また、出来上がった写真を見て、
自分が良く見えるポーズや角度を発見できるかもしれません。

その他、写真スタジオなどで「モデル体験撮影会」のようなものを
行っているところもあります。
有料にはなりますが、
用意された衣装を着て、カメラの前に立つ良い経験になることでしょう。

プロのモデルとしてでなくても、
カメラの前に立つことは良い経験になります。
モデルという目標を見失いそうになっていた人には、
撮られる楽しさを思い出す機会となることでしょう。
レッスンばかりでオーディションを受けさせてもらえないとお悩みの方にも、
撮影会はおすすめです。