粉ミルクやおむつ、ベビー用品のパッケージや、ベビー服の通販雑誌モデルなど、ベビーの頃しかできないモデルのお仕事があります。

赤ちゃんモデルは、赤ちゃんという限定された時期だけ活躍できるお仕事です。もちろん、赤ちゃんモデルから子役やキッズモデルにステップアップする子もいますが、子役やキッズモデルは対象となる年齢層が広がる分、ライバルも増えるので狭き門といっても過言ではありません。

赤ちゃんモデルとして採用されるためには、ほとんどの場合オーディションや、撮影会という名の選考会に参加しなければなりません。

オーディションなどに参加したことがある方は知っていると思いますが、一つのオーディションに対して、応募者は結構いるものです。付け加えれば、赤ちゃんモデルはほかのオーディションに比べ、審査員が求めている基準に合致していない(月齢や発育など)子の割合が高いのが特徴ですが、それらの子を除いても相当数の応募者が残ることがほとんどです。

さらに、オーディションに合格してもまだ関門が待ち受けています。赤ちゃんは、風邪もひきやすくご機嫌も損ねやすい…というわけで、撮影現場には複数の赤ちゃんが呼ばれそれぞれが撮影に挑み、できが良かった子が採用されるといったケースも少なくありません。

赤ちゃんが採用されるポイントは、ズバリ笑顔!

子育て経験のある方ならわかると思いますが、大人がいうことを分からない赤ちゃんを思いのままに笑わせるのは、非常に難しいことです。

しかし、厳しいことですがカメラの前で笑顔ができないと、お仕事をもらうのは無理と考えなければなりません。仮に、オーディションでとびっきりの笑顔を見せたとしても、本番の撮影でその笑顔を出せなければNGとされることもあるのです。

そのため、撮影現場では何とか赤ちゃんに笑ってもらおうと、四苦八苦している姿がしばしば見受けられます。一歩下がって冷静に見てみると、本人たちは必至なのでそれは突っ込まないことにしましょう。

これらを踏まえると、赤ちゃんのお気に入りグッズがあれば、それは強い武器となります。赤ちゃんに見せるだけで笑顔になるおもちゃなどがあれば、大いに利用しましょう。

赤ちゃんのお気に入りグッズがないという方、焦らないでください。いつも赤ちゃんを側で見ているお母さんにしか分からない、赤ちゃんがくいつくものがあるかもしれません。それはおもちゃではなくスマートフォンやかぎ束といった、お母さんの持ち物かもしれません。もしかしたら、いつもそばにいるお母さんの笑顔かもしれません。さあ、赤ちゃんの様子をじっくり観察してみましょう。

赤ちゃんの笑顔のポイントがわかったら、カメラの前でどのように活かすか考えましょう。お気に入りグッズがカメラに写りこむことなく、赤ちゃんを笑顔にすることがポイントです

 

ポイント

  1. 環境の変化に敏感な赤ちゃんが笑顔になるグッズを必ず1つ見つけておきましょう!
  2. 笑顔を引き出すことに夢中になり、親がカメラに写りこまないことも考えておこう。

 

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